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プレスリリース  [ オープンソースをベースにしたWeb2.0開発ツール「JIRO」 ]

【新製品】オープンソースをベースにしたWeb2.0開発ツール「JIRO」

報道関係者各位 2006年10月19日

 CRMソリューションズ株式会社は、オープンソースをベースにしたWeb2.0開発ツール「JIRO」を開発し、本日より発売を開始しました。「JIRO」は、企業に役立つオープンソースをパッケージ化し、簡単にWeb2.0テクノロジーを利用してシステム構築ができるようにした開発ツールです。簡単なWeb情報共有アプリケーションであれば、最短3分で作成することができます。

■3分で作成できるWeb情報共有アプリケーションの内容

Microformatsの考え方により、管理したい情報項目を設定し保存するだけで、ソースコードを書き換えることなく、情報の入力機能、更新機能、参照機能、画面等が自動的に作成されます。また、蓄積された情報は、Webブラウザ上でメーラ形式と同じ3ペイン画面でユーザごとに表示され、同時に全文検索機能で自由に情報を検索することができます。さらに、情報単位でURI/RSS/XMLを出力できますので、ご利用のRSSリーダに「JIRO」を登録することによりパーソナルな運用やXML-RPCによるMashup開発等が簡単に行えるようになります。
*実際の開発手順の動画デモを下記URLでご覧頂くことができます。
【動画デモURL】 http://www.crm.co.jp/jiro/demo1.html

■「JIRO」がパッケージ化したオープンソース群

・ビジネスロジック制御:Spring Framework 2.0
・画面作成:Apache MyFaces Project
・全文検索:Apache Lucene 2.0
・データベース操作:Hibernate 3
・対応データベース:Hibernate対応のデータベース
なお、開発言語はJava5.0を利用、開発統合環境はEclipse

■「JIRO」に標準装備されているWeb2.0テクノロジー

・オープンソースのみで製品を構成
・Microformatsの考え方にもとづく様々なフォーマットの定義
・URI/RSS/XMLにより情報(コンテンツ)のFeed化
・GoogleやYahoo!のような全文検索機能
・外部APIによるMashup

■「JIRO」を実現するための独自のテクノロジーについて

 「JIRO」は、「タグ付きデータモデル」という独自のデータ管理手法を採用しています。Web2.0を実現するためには、タグと呼ばれている情報分類によるデータの集合体を管理する必要があり、従来のリレーショナルデータモデル(RDB)では柔軟なデータ管理が出来ずに、そこがボトルネックになっていました。この「タグ付きデータモデル」により、一切のデータベース設計が不要になり、ユーザはいつでも、柔軟にデータ項目を作成、変更することが可能になり、それらの変更内容が、Webアプリケーション画面やRSS、全文検索インデックス等にすべて自動反映されます。
*「タグ付きデータモデル」の詳細については下記URLでご覧頂くことができます。
【データモデル解説URL】 http://www.crm.co.jp/jiro/tagdb.html

■動作環境

サーバOS:Linux、Windows Server 2003
WebAPサーバ:Apache Tomcat5
JDK:5.0
対応データベース:MySQL,PostgreSQL,Oracle,DB2,Microsoft SQL Server

■参考資料

CRMソリューションズ株式会社のサイト
http://www.crm.co.jp/

JIROのサイト
http://www.crm.co.jp/jiro/index.html

開発手順動画デモURL
http://www.crm.co.jp/jiro/demo1.html

「タグ付きデータモデル」の詳細説明URL
http://www.crm.co.jp/jiro/tagdb.html

*用語の解説はWebサイトで公開しています。

■JIRO開発責任者の経歴について

取締役 名取誠自
坂村研究室でTRONプロジェクトの初期の活動に参加、主にユーザーインターフェースを研究する。卒業後、ベンチャー系の企業においてTRON関連ソフトウェア開発を行う傍ら、UNIX系のシステムにおけるネットワーク管理、Webサイトの設計・構築・管理に携わる。NIFTY プログラマーズ・フォーラムのシスオペを17年間務め、月刊「C Magazine」誌(ソフトバンク)にも連載、特集記事を執筆。東京大学理学部情報科学科卒。情報処理学会会員。



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