顧客情報マネジメント [ 成功へのメソッド ]
4つの顧客リレーションビジネスモデルの構築
顧客をセグメント化して、それぞれのセグメントに応じたビジネスモデル(営業の仕組み等)をメソッド化します。
その他のメソッド例
- 共有すべき営業情報の範囲
- 顧客に関する情報考察1(2軸のマトリックス)
- 顧客に関する情報考察2(時間の軸)
- 顧客情報の蓄積サイクル
- 顧客のセグメントと4つのビジネスモデル
システム構築中におけるセキュリティーの例
- 開発中はダミーデータを使う
- 統合、実施テストも社員立会い
ハードウェアにおけるセキュリティーの例
- PCのローカルのHD使用禁止
- PCのローカルのCD-ROM使用禁止
- PCのローカルのDVDドライブなし
ソフトウェアにおけるセキュリティーの例
- キャプチャー制御
- コピー&貼り付け制御
- 印刷機能制御
- 全件ダウンロードは特定の社員しかできない
- 警告メッセージ
- アクセスログを取る
「顧客情報マネジメント」チェックシート
- 売りにつながる顧客情報とは何かが明確になっているか
- その顧客情報については、社内のコンセンサスが取れているか
- その顧客情報は定量的・属性別に把握できるのか、定性的になるのか
- その顧客情報を収集することができるか(机上の理論ではないか)
- すでに存在する顧客情報の整理は出来ているか
- 顧客情報が分散している場合は、それを統合することができるか
- 他の顧客情報システムと連携する必要があるか
- 連携する場合は、どれをマスターとして、どれをサブとして位置づけるか
- 名寄せ等の機能はどれくらい必要か
- 顧客情報へのアクセス権限をどのように設定するか
誰が音頭を取って推進者になり、誰が最終決定をするか
推進力と決定力が必要。
社内コンセンサスを取るのにかなり苦労する。それを最後は決めなければならない。しかも、決めたあとは、それにしたがって運用しなければならない。文句や問題点の指摘は、ある意味誰でもできる。それをどう取りまとめて推進するか、それが中途半端になってしまうと失敗に終わる。
本マスターはどれにするのが一般的か
本当に顧客を一元的にデータベースで管理している会社はあまり多くなく、基幹システム等、他のシステムの関係から分散しているのが現状です。分散していると、どれを本マスターにするか、つまり最新にアップデートするかという問題が発生しますが、やはり多いのは、請求書発行等を管理している基幹システムの顧客マスターです。