CRM製品・サービス [ LotusNotes移行ソリューション ]
サービスの概要
Lotus Notesをオープンソースベースのシステム運用に移行するサービスです。Lotus Notesの良さである「文書型データベース」「統一したユーザインターフェース(わかりやすい統一した操作体系)」「簡単に開発できる」等の便利な機能をそのまま継承した移行を行います。 本サービスでは、「タグ付きデータモデルによる文書型データベースの構築」「メーラー形式と同じ3ペインの統一したユーザインターフェース」「文書型データベースが3分で作成できる開発」など、Lotus Notesの良さをそのまま継承して移行することが出来ます。 弊社プロダクト「JIRO」はECMやESPの開発フレームワークとして利用することが出来ます。Lotus Notesを「JIRO」に移行することで、オープンソースをベースにした拡張性の高いシステム運用が可能になります。
サービスの特徴
●既存データのスイッチングコストを低減します
本サービスでは、過去のデータは書庫という考え方を用いて、URIで永続化します。また、永続化されたデータは必要なときにACL付きの全文検索機能(ESP)を使って、瞬時に取り出せるようにします。これは、ほとんど使用されないであろうデータをわざわざコストを掛けて管理することなく、また廃棄しなくても済む方法になります。
●クローズドなアーキテクチャからオープンなアーキテクチャへ
移行先のベンダーが限定されており、各ベンダー独自のアーキテクチャに合わせなければならないことは、結果としてLotus Notesと同じ状況になってしまうのではないか。本サービスでは、移行後のアプリケーションはオープンソースをベースにしたシステムになりますので、グローバルなアーキテクチャでシステムを運用していくことができます。
●移行のメリットを明確にします
移行後もGW(グループウェア)機能はほぼ同じで、わざわざ移行する必要性を感じない。本サービスでは、GWの次としてECM(エンタープライズ・コンテンツ・マネジメント)を設計をコンセプトに置いています。ECMはGWだけではなく、CRMやSFA、KMなどの情報系システムの基盤フレームワークになるものです。GWの移行とは考えずに、企業内の定性データの一元的管理の第一歩と考えています。
対象となるマネジメント領域
- ECM(エンタープライズ・コンテンツ・マネジメント)
- ESP(エンタープライズ・サーチ・プラットフォーム)
サービスメニュー
- 移行診断
- データ移行作業
- アプリケーションの開発
具体的な移行手順と特徴
- 独自に開発したツールで、各データベースの文書(NoteeDoc)を1文書づつ読み込み込んでXMLファイルとして変換保存します
- XMLファイルの解析及びLotus Notesのデータベースの固有機能等を分析して移行工数および移行可能性の判定を行います
- 先ほどのNotes文書のXMLの構造を解析してWeb上の入力フォームを自動生成します
- 上記の作業を繰り返し、すべてのデータベースをTree、list、dataのメーラー形式の3ペイン構造に置き換えます
- データベースごとに存在するお客様独自の機能をJavaで追加開発します