計数施策マネジメント [ 変革のためのビジョン ]
数字は結果である。また真実を表す。
数字が面白いのは、会社とは何かを１枚の決算書にあらわしたり、また１年間の営業の成果を１枚の資料でグラフ化したり、複雑な要因を単純化して表現することができることです。また単純化することで、そこに真実が見えてきたりします。この単純化の仕組みをどのような視点や切り口で行うか、営業の決算書というべき新しいフォーマットを作成して、企業全体や営業全体、さらにはお客様の状況を見て次の一手（施策）を考えるのが計数マネジメントになります。特別に高価なソフトが必要なわけではなく、どのような切り口で情報を数値化するかが重要になります。
BI（ビジネス・インテリジェンス）とは
BIとは、販売情報や顧客情報など蓄積した膨大なデータを意思決定に役立つように加工することです。そのために様々なアプリケーションがあり、そのアプリケーションの総称をBIと呼んでいます。既に企業には何ギガ、テラというデータが存在しその中から意思決定に役立つ情報を見つけるのは、実は非常に人の体力もシステムの体力も使います。その割には、「まさにこれ」というものはなかなか出てきません。まずは、頭に浮かんだ仮説を実際のデータを用いて検証してみるような使い方がいい。また、そのような仕組みを作ることがBIの第一歩になります。