CRM・マーケティング用語集 [ 広告・広報 ]
広告を実施するまえに
子ども向け商品のCMを深夜時簡帯に流しても子供はみないので効果は得られません。また、ビールのCMを大量に流しても、そのビールが店頭に置いていなければ(売り切れも含む)売上増にはつながりません。つまり、広告は最後のプロセスで、それまでの事前準備が重要になります。
広告目標
・社名を覚えてもらうこと(SP的な広告)
・受注に結び付けること
・既存客に安心してもらえる(口コミの可能性)
ネーミング
何となく漠然と思ってることを、キャッチーなネーミングをすることによって認知を強くするために行います。「不倫」「ネクラ」「オタク」「バブル崩壊」など、名前をつけることによって、それらは存在感を示すようになりました。
大手広告代理店の強み
・媒体に強い(特にテレビ媒体はほぼ抑えられている)
・営業、広告制作、SP、マーケティング、媒体、法務がすべて揃っている
・社内のチェック機構が働く(担当者1人の視点でなく、社内で様々な人のチェックが入る)
時代背景と訴求内容
(1)物がない→製品訴求
(2)豊か→イメージ訴求
(3)バブル崩壊→製品訴求
3つの表現手法
・感情的表現
・説明的表現
・データ的表現
デザイン
デザインとは、一般的には絵柄や図表など見た目のことを指しますが、意味のないデザインはダメ。雰囲気だけのデザインはダメ。というデザインの分野も存在します。
ビジュアル表現と文章表現
ターゲットの年齢を考えるとビジュアルではなく、文章で攻めても十分に効果が見込める。当然、ビジュアル思考だけでは仕事はできないし、読む力、考える力を持っているはずである。
ベネトンの広告
・考えさせるメッセージ
・哲学メッセージ
これにより、世界的にブランドを認知させ、正確な効果は不明だが、売上は10年で10倍になった。
ベンツの広告戦略
今を売るか、10年掛けて企業を売るか。ベンツは10年を掛けて企業を売るような広告を展開した。
コンテンツの微妙な違い
・「売れる」デザインと「見せる」デザインの違い
・「欲しい」と「買う」の違い
・「情報を知らせる」と「情報を受け取る」の違い
ロゴとシンボルとキャラクター
ロゴとは、ブランド要素のひとつでブランドネームを表す字体のことです。シンボルとは、ブランド要素のひとつでブランドを表すマークのことです。キャラクターとは、シンボルをさらに、(人物、動物として)実在化したり、実際のタレントを起用したりすることです。
スローガン
スローガンとは、企業メッセージを1行もしくは2行程度で表したもの。「Intel inside」「Just do it」「早い、安い、うまい」など。
パブリック・リレーションズ(PR)
企業が直接、消費者に訴えかける広告に対して、マスコミ等のメディアを通して間接的にメッセージを流す手法。
ティーザ
商品販売され軌道に乗るまでには一定のタイムラグがあるため、発売と同時に購入してもらえるように、事前に広告が行き渡るようにすることです。
フェステティンガー認知的不協和理論
フォードの新車の広告を誰が一番熱心に見ているか調査した結果、フォードの新車を買った人であることを発見した。人は商品を買ったあと、他のものにすればよかったと不安にかられることがある。これを認知的不協和という。この観点から考えると販売は商品を手渡して、代金が回収されたときに終わるのではなく、購買後に生じる認知的不協和が解決したときに終了することにより、購入者に対して、継続的にメッセージを流す必要がある。。