CRM・マーケティング用語集 [ 価格の理論 ]
インターネットによる価格破壊戦略
インターネットを使えば、全世界で一番安いお店から買うことができます。そのためインターネットにより価格破壊が起こると言われていました。しかしながら価格破壊のビジネスモデルは、自分の首を絞めてしまうだけのことも多く、インターネットでは双方向性を活用したOnetoOneの付加価値性を売りに(顧客との密接なコミュニケーションやリレーションを売りに)ビジネスモデルを構築していくのが1つの特長になっています。
コストリーダーシップ戦略
他社より安ければ、それだけ売れる可能性が高くなります。しかし、そのためには、他社より安くできる社内コスト体制を作らなければなりません。コストリーダーシップ戦略のポイントは、思いきった価格を提示することではなく、低コストな生産体制や流通体制を作ることに他なりません。
価格弾力性
価格を大幅に下げても飛躍的に販売数量は伸びない(価格弾力性がない商品)の場合及び定価を下げたくない場合は、ボーナスパックにして割安感を演出します。5本買うと1本おまけとか、増量キャンペーンが該当します。
低金利の戦略
代金を支払いやすくすることもマーケティングの施策になります。高額商品を少しでも買いやすくするために、BMWなどは1%ローンなどのキャンペーンを展開しています。
お得感の演出
DELLは「メモリー増量無料」など期間限定の販促策を何度も繰り返して打ち出し、顧客を引き付けています。